Millwall 0 - 1 Leicester
クロさんしか読まないかもしれませんが、 マッチレポを詳細に書きますですよ。

前のエントリで宣言した通り、 リーボックくんだりまで行く気がどーもしない一方、 恋い焦がれる地元の電柱(ミルウォールのベン・メイ) が怪我が明けて復帰という ニュースが入ってきたわけですよ。

んだもんで、愛と恋を天秤にかけて 恋を選んでしまったのでした。でも、後悔はしないよ! (何がだ)

いそいそと「わたしはライオン」という暗示をかけて、 ミルウォールのユニフォームを着用し、 No one likes us, No one likes us, we don't care!などと 歌いつつ家から歩いてすぐのバス停への道を降りると、 ちいさなライオン少年とそのライオンな母親がバスを待っています。

boy.jpg

バス停からずっと一緒だった小さなライオンくんの背中

「ミルウォール」が、「ホームタウンの地元のチーム」 になってみると、アウェーで行くときと、 まったく違う顔が見えてきます。

ミルウォールといえば「有り余るほどの敵意」「フーリガン」、 そんな言葉ばかりが浮かぶのだけれども、 それはきっと、ミルウォールの外からしか眺めていないからだ。 外からしか見ていないと、そこばかりが目に入る。 いや、そういう人口がむちゃくちゃ多いからこそミルウォールなんだけども、でも、内側から、自分も一緒に 「地元ペッカムのミルウォールサポ」という立ち位置に立つと、 彼らのフットボール・サポーターとしてのあり方は、 とても自然なのだ。ただのホームタウンのクラブなんだろうと思う。 ペッカム流なのか、とてもぶっきらぼうで、あんま フレンドリな人たちではないのだけれども。

ただ、敵に回したら最悪の思いをする連中ではある。

東に寄ったロンドンのクラブや、ウェールズのクラブ (ヨソ様に悪名が高い代表ですが)って、 「うちとそと」が、ものすごく違うんだろうなあ、って思うのです。

さてさて。まずミルウォールのフォーメーションです。
マーシャル
ローレンス ロビンソン ウィットブレット ヴィンセント
ダン エリオット キャメロン リヴァーモア
メイ アサバ

キャメロンは、元ウルヴズのコリン・キャメロン。 芸風はアレックス・レーに激似のあのキャメロンです。 そんで直前にジェイミー・ヴィンセントも加入。 あっからさまなコリン・リー人脈だなぁと苦笑い。

コリン・リー人脈といえばレスターの先発にもマッティ・フライアットが。

ヘンダーソン
ステアマン マッカーシー(c) キズノーボ ヨハンソン
メイベリー ギャレス・ウィリアムズ グジョンセン ヒューズ
フライアット イアン・ヒューム

しかしまぁ、試合前からなかなかレスターサポは気合いが入っていて、 「you are going down! you are going down!!」と 大音量でヤジっています。それに答える気力のあんまない ミルウォールサポみて大丈夫かとちと心配になりました。

んで試合ですが、結論を先に言っておくとレスターはちょーラッキーでしたよ。

試合開始早々ローレンスのロストから、右からあれヒューズですかね、 レスターがチャンスを作るが右からの低いクロスに合わせられなかったのは多分フライアットだったろか。きれいに形出来たのってこんくらいじゃなかったかなぁ。

13分、ローレンスが中央でボールを奪うと、メイが ロングフィードからチャンスを作り、右からCK、 ミルウォール、チャンスを作る。

前半も後半も終始ミルウォールペース。

とにかくメイをねらえ、メイの頭か胸がなんとかする、 ミルウォールの戦術は清々しいまでの 電柱、メイ頼みです。しかもメイの落とすボールの先、 フィードする先々にチャンスが出来ます。

はじめてメイをみた時、あれはQPR戦でしたが、 あの時は、途中投入で、ちょっと無駄に動き回って オフザボールでも一生懸命ワンテンポ足りない感じで でもそれを根性とやる気でカバーするように 必死に走り回るメイの姿、その姿に感動して ミルウォールのベン・メイという選手を追い始めて いつの間にやら恋してたののですが、 もう既にミルウォールの大黒柱というか ミルウォールを背負う電柱に育っていました、ベン・メイ。

メイがボールを持つたびに「ベンー!!」「メイー!!」 名前も名字もとにかくばかすか飛びます。

しかしレスターの戦術はミルウォールのメイ頼みを読んでいました。

レスターにはリッチー・ステアマンというやたらガタイのでかく 読みに優れたディフェンダーと、 やたら根性だけ が目立つマッカーシーというCBと メイよりでかい北欧くせえディフェンダーがいます。 よくみてると、ステアマン&マッカーシー、 orでかい北欧&マッカーシーでメイを挟み撃ちにしてんですね。

こいつはメイについてませんでしたが、 メモに数度「キズノーボって頭つえええええ」と書いてます。 メイに行かないハイボールは全てキズノーボが頭で勝つ、 そしてメイを必ず二人がかりでぶっ潰す。 なかなか空中的に賢く耐えに耐える戦術を敷いていました。

ステアマン、とても読みがいいですが、しかしその上を いく選手がミルウォールにはいました。

コリン・キャメロン。

中盤に出たボールは全てカットしてました。 おそらくギャレス・ウィリアムズが持ったボールは全て キャメロンが取り返したと思う。まさにイングランド的理想の 戦うセンター。素晴らしかったです、キャメロン。

中盤のビルドアップは全てキャメロンが受け持ち、 メイの胸と頭から作られるチャンスに次ぐチャンス、 レスターは、20分、ヒュームが右で一人で抜けたくらいしか 見せ場がなかった感jいでした。

「27分キャメロンまたええわーーーーーーーーーーー」

とどこぞに書いてありました。サンダランドに今すぐ欲しい選手でしたよ、キャメロン。

圧倒的なミルウォール・ペースの中、賢いディフェンスで 隙をついてあわよくばを狙うのがこの日のレスターでした。

そして、30分、レスターがFKをとります。 間接FKになり、ジョーイ・グジョンセンがドリブルをした所、 ここにリヴァーモアがアホとしか思えない足ひっかけを見せ、 も一度FK。これはグジョンセンの頭脳勝ち。 そして再びFKをとったグジョンセンは、より近い所で 強烈なFKを放ち、惜しくもクロスバー。

何が起きたのかわかりませんが、31分、 ミルウォールは先発のストライカー、アサバにかえて マーヴィン・ウィリアムズを投入します。 そして、ウィリアムズがペースを掴みかねている間に なんかカウンターみたいになり、ホントにスキをつく感じで、 空っぽの右(ミルウォールからみて空っぽの左: この日あからさまにジェイミー・ヴィンセントがブレーキでした) に振れたボールから、 ヒューズがきれいなループをひゅーんと ミルウォールゴールへ。レスター、32分、先制。

しかしまたキャメロンからチャンスができ、40分ごろは ミルウォールのFK、CKの雨あられ。ダンのCKにびたっと合わせる ベン・メイの頭にVan HalenのI can't stop lovin' youが止まりません。

圧倒的なミルウォール・ペースの中、どうにも点が決まらずに後半へ。

ハーフタイム、控えの選手達がアップを始めます。

レスターのほう、ふと見やると、どこかでみた顔が・・・

きゃああああああああああああアンディ・ウェルシュ@サンダーランドより里子中!!!!!!

アンディ!!!!!!!!!!!!!!!

とライオンの中で叫んでしまいましたが大丈夫でした。

後半。

あからさまにミルウォールのペースは落ちました。

だからってレスターもどうってことがありません。 しかし、その中で目立つ選手が。

ひとりだけ、「クラス・タッチ」を持ってるなって選手がいたんですよ。いわゆる、格の違う、「プレミア・クラス」の選手でした。 この中で一人だけプレミアで通用するという選手。

「レスターの16番って誰だろ、クラス」

と書いてあるメモをよくよく考えてみたら、 こないだハーフラインから直に叩き込んだジョーイ・グジョンセンじゃ ないですか。彼だけ、あからさまにタッチが違いました。 ちょっと感動。

しかしさてさて、後半も、やっぱりミルウォールはメイなのです。

後半やっぱりメイが落としてからチャンス、そこからFKを 稼ぎ、リヴァーモアが20ヤード、直にゴールを狙いますが、 これはGK正面に。

ミルウォールはメイから次々とチャンスを作りますが、 割とレスターのGK、いつもより反応いいなぁと思ったら、 ダグラスでなくてヘンダーソンでした。良かった気がします。

いくらかFKのチャンスをミルウォールは作ったのですが、 メイにFKを蹴らせるのはどうかと思うよ。 メイがFK蹴る真似やフリをするとことごとくチャンスがつぶれてました。なんとなくメイをビーティーにしたいんだろうなぁって思いましたけど、ビーティーにはなれんがな。

後半28分、右から飛んできたボールに メイが体ごと電柱特攻で頭で飛び込むが、 これはレスターのGK好セーブです。

前後しちゃったけど、後半25分、オグレイディという 選手がレスターに入ります。これがちょっとした スピード・スターで、その直線的なスピードから かなりミルウォールの士気がくじかれてく感じがしました。

メイ狙う、メイでかいのとマッカーシーに潰される、 そんなくりかえしから、ミルウォールの集中力が 落ちてきたのを見透かしたかのように、84分、 持ってかきまわすだけは巧い、 アンディ・ウェルシュ@サンダーランドより里子中を投入します。 そして狙い通り、ウェルシュは左で無駄に持って 無駄にドリブルして、時間稼ぎに貢献しました。

あぁサンダーランドのファンとしては、微妙に痒いウェルシュの働きです。ウェルシュのアホが とっととクロスくらい入れんかい!!と怒鳴りそになって はっと自分のライオンの位置を確認して口をつぐみましたよ。

まぁそんなワケで。

レスターの戦術勝ち、レスターの我慢勝ち、レスターのラッキー勝ち、 ミルウォールの交替負け。

っつーのが結論でしたわね。

試合後のメモみて何度も書いてあったのが、
・レスター3番頭つええ
・レスター16番タッチが格上
・キャメロンすげええええええええええええ

ということでしたので、メイ以外では この辺り印象に残ったことを追記しときたいと思います。 あ、追記だけどフライアット透明人間でした。

Millwall 0 - 1 Leicester City

MOTMは謹んでコリン・キャメロン@ウルヴズ時代そのままでした。

welcometolionsden.jpg

前回のように100%Lionの気持ちで行ったので、 この「welcome to the Lions' Den」をくぐるとわくわくします。

zampa.jpg

おやくそくのザンパ・ザ・ライオン

benmay.jpg

ベン・メイ、見に行って心底良かったと思うよな、清々しいまでの電柱っぷりでした。好調ではなかったものの、3枚つけて潰したレスターの作戦勝ちだったっぽいっす。

以下のレスター写真はクリックするとデカくなります。

leicester1.jpg

試合終了直後、嬉しそうです。(原寸です)

leicester2.jpg

あの人巧いなぁと思ってたのはいつも16番でした。

leicester9.jpg


やっぱりこの子を観て血圧上がってしまいました。(サンダーランドから里子中のアンディ・ウェルシュ)
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welshden2.jpg

あ、これは原寸です。しかしほんとにクレイグ・ベラミーに顔そっくりやのう、アンディ・ウェルシュ。

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leicester5.jpg


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maytsubushi.jpg


Fittest Manager and Millwall | 06:01:16 | Trackback(0) | Comments(5)
□ コメント
読んでます。
すいません読ませてもらってますです。(笑)
グジョ好きとしては活躍うれしいです。

2006-03-19 日 16:17:26 | URL | azu #bjx4UBwI [ 編集]
わーいこれで記念すべき2人目です 笑
グジョンセンは格が違うって感じでした。

メイの「電柱の構え」の写真、こっそり追加。
2006-03-19 日 17:35:44 | URL | Trig #- [ 編集]
ベン・メイ
メイ君のゴールを見ましたよ!パレス戦とルートン戦でした。ってちょ、あ、足元も結構上手くない?こ・こんなのマキは出来ナ逸すよ(笑)運動量は少し優るかな・・・・・・・。でもストライカーとしては・・・・ま、まぁリーグ戦3試合で2ゴール上げてるので許してやってください(笑)

ジョーイ・グジョンセン
彼って確かリーガのべティスでデビューしてヴィラでもプレーしてたんですよね。結構活躍してたと思うんですけどなんで買取しなかったんだろうと。(なんでもロペラがべらぼうな移籍金を要求したとかしないとか?)そういえばちょっと前にすんごいシュート決めてましたねぇ・・・。

し、しかしこのレスターとセインツが昇格争いをすると予想した自分の立場は・・・・(汗)そもそもノリッジとイプスウィッチで完全崩壊しているのですが(泣)
2006-03-20 月 05:23:11 | URL | BR #ROc68Gg2 [ 編集]
あ なんか解説つきの楽しい写真が増えてる!
つか やっぱりどうしてもギャレス・Wはオヤジだったんでしょうか? 

グジョはミッキーの置き土産だった(よね? あれ違ったかなぁ 調べろよって自分でつっこみ) ってトコで泣けます。
2006-03-20 月 07:26:39 | URL | azu #bjx4UBwI [ 編集]
>azuさん
目の保養どこはデンにはおらなんでした。
でも、メガネも、ただ、「メガネはイングランドに向いていなかった」だけなので、来期、きっとメガネの置きみやげに感謝すると思いますよ。

>BRさん
まぁ予想は、私はワトフォードはてっきり降格争うと思ってましたから・・・
でも、「レディングはやらかす、しぇふゆーは後半空中分解する」だけは当てたので胸張ってますよ(笑)!
一つ当てりゃあいいんです。

ノリッジは多分フランシス売ったツケですね。
イプスウィッチはパーキンが誤算だったのとボウディッチが一人前に育たなかったのが私も誤算でした。んで、よく観ると、イプスウィッチ、守備悪くないんです、今季、おそろしいことに。点とれなくて守れるイプスウィッチなんてイプスウィッチじゃありませんよ。

セインツは、まぁ、レドナップがポンピーの回し者だったんでしょう、えぇぇえ。
2006-03-21 火 17:27:17 | URL | Trig #- [ 編集]
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